フォルシア、HYVIAに次世代水素貯蔵ソリューションを提供

サステイナビリティ
FORVIA Faurecia

*当リリースは、10月17日にフォルシアがフランスで発表した英文リリースの抄訳です
 

•    FORVIA(フォルヴィア)グループ傘下のフォルシア(Faurecia)は、ルノーグループとプラグの合弁事業HYVIAより、水素貯蔵ソリューションを受注しました。
•    フォルシアは、ルノー「マスターH2-TECH」のフランスにおける大量生産のため、次世代水素貯蔵システムを供給します。
•    水素貯蔵システムは、フランス、アレンジョワにあるフォルシアの工場で生産されます。同工場では、年間10万基を超えるタンクの生産が可能です。
•    パリで開催のモンディアル・ド・ロトモビル(パリモーターショー)において、実証機の展示が行われます。本件は、HYVIA初の大規模生産となります。
 

自動車関連市場におけるティア1サプライヤーとしての強力な製造経験を生かし、フォルシアは、水素貯蔵システムのノウハウを小型商用車に取り入れて、ペイロード、利用可能空間、自動運行について妥協しないソリューションを提供します。

フォルシアは、強力なイノベーションロードマップに担保された、メンテナンスサービスを含む最高クラスの完全な水素貯蔵システムを供給することで、顧客のゼロエミッション戦略を支援する、という強い決意を固めています。

フォルシアとHYVIAは、先日、共に「欧州共通利益に適合する重要プロジェクト」の一員として承認を受け、パートナーをフランスの水素エコシステムにおけるキープレーヤーとして位置付けています。

フォルシアとHYVIAは、共にフランス企業です。フォルシアの水素貯蔵システムが生産されるのはアレンジョワ(フランス)の工場です。フォルシアにとって水素貯蔵システムを大量生産する初の工場であり、最高クラスの製造プロセス、高度なトレーサビリティソリューション、自社試験を可能にする機能を備えています。

モンディアル・ド・ロトモビルのHYVIAブース(10月17日~23日、ホール3)において、フォルシアの実証機が展示され、「マスターバンH2-TECH」へ搭載された状態を見ることができます。


フォルヴィア最高経営責任者(CEO)、パトリック・コラーのコメント:
「HYVIAからの受注を非常に誇りに思っています。今回の受注は、私たちが顧客の期待に沿う最高クラスの完全な水素貯蔵ソリューションを開発できることを、極めてよく示しています。今回の契約はまた、大量生産用に高品質の自動車部品を製造するフォルシアの強力なノウハウに対して、HYVIAが信頼を置いていることの裏付けでもあるのです。」

HYVIA最高経営責任者(CEO)、デービッド・ホルダーバッハのコメント: 
「HYVIAは、モンディアル・ド・ロトモビルにおいて、水素で駆動する『マスターバンH2-TECH』の量産モデルを展示します。この車両は、フランスで生産され、ヨーロッパの道を走ることとなります。私たちは、水素貯蔵システムにおける強力なパートナー、フォルシアの専門知識を頼りにしています。」

 

フォルシアについて

フォルヴィアグループ傘下のフォルシアは、グローバル・オートモティブ・テクノロジー・リーダーです。世界33カ国に257の事業所と39の開発拠点を持ち、11万人の従業員を擁しています。自動車用シート、インテリア、クラリオンエレクトロニクス、そしてクリーンモビリティの4つの事業分野を通じて事業を展開しています。2021年度のグループ売上高は156億ユーロでした。フォルシアはユーロネクスト・パリ証券取引所に上場し、CAC NEXT 20構成銘柄に名を連ねています。www.faurecia.com


フォルヴィアについて

フォルヴィアは、フォルシアとヘラーの技術および生産上の強みを補完し合うことで構成されています。世界40カ国以上に300以上の工場と77のR&Dセンターを持ち、35,000人以上のエンジニアを含む15万人の従業員を擁するフォルヴィアは、現在および将来の自動車産業の課題に対して独自の包括的なアプローチを提供しています。6つのビジネスグループと24の製品ライン、そして14,000件以上の特許を有する強力なIPポートフォリオで構成され、世界のカーメーカー各社からイノベーションおよび統合のパートナーとして選ばれることに注力しています。フォルヴィアは、モビリティの変革を予見し、実現することを約束するチェンジメーカーとなることをめざしています。www.forvia.com
 

フォルシア、HYVIA に次世代水素貯蔵ソリューションを提供

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