3つの主要な影響要因を反映し、2021年度のガイダンスを修正

コーポレート
Faurecia 2021 Guidance

*当リリースは、11月29日にフォルシアがフランスで発表した英文リリースの抄訳です

・欧州の自動車生産台数を新たに下方修正

・操業停止・再開により発生したコストの回復・融通の困難

・米国のプログラム立ち上げにおける課題関連の単発コスト発生

 

フォルシアは、2021年ガイダンスを以下のように調整します。

  • (前回9月23日発行のガイダンスでは売上高は約155億ユーロ、オーガニック売上高は600ベーシスポイント(bps)増を上回るアウトパフォーマンスとしていたのに対し)売上高は150億ユーロ~155億ユーロ、オーガニック売上高は600bps増を上回る大幅なアウトパフォーマンスを確認
  • (前回9月23日発行のガイダンスでは営業利益率は売上高の6.0%~6.2%としていたのに対し)営業利益率は売上高の約5.5%
  • (前回9月23日発行のガイダンスではネットキャッシュフローは約5億ユーロ、年度末のEBITDAに対する純負債の比率は1.5倍以下としていたのに対し)ネットキャッシュフローは3億ユーロ超、年度末のEBITDAに対する純負債の比率は約1.6倍


本ガイダンス改訂版はIHSマークイットの予測の2021年11月付最新版(自動車部門。中国については中国自動車工業協会(CAAM)連動)の、2021年全世界での自動車生産予測台数である約7,100万台に基づいています。年度末までの期間に発生し得るいかなる地域における大規模ロックダウンによる生産や販売への影響も考慮しておりません。また、2021年の平均為替レートである1ユーロ=1.20米ドル、1ユーロ=7.73中国人民元を使用し算出しています。


売上高

11月にIHSマークイットが発表した下半期における欧州の自動車生産台数の最新予測は、9月時点での予測と比較し、さらに約100万台減、つまり13%の減少(780万台から680万台)となりました。

フォルシア特有の(グループ全体の売り上げのおよそ45%を占める欧州の比重が高い)地域構成、および(最も変動が大きかった数値が当地域における主要な客層に影響するものであるという)当地域における顧客構成により、現時点で当社は年度全体の売上高が(前回ガイダンスでは約155億ユーロとしていたのに対し)150億ユーロから155億ユーロの間になることを予想しています。

年度全体を通じて(前回発行のガイダンスと同じ)600bps超の大幅な売上高のアウトパフォーマンスを確認しました。


営業利益率

売上高の減少が営業利益率にもたらす影響に加え、フォルシアはミシガン州(米国)での新設工場シートプログラムの立ち上げフェーズにおいて操業面での課題も抱えています。これらの操業関連の課題はフォルシアの10月26日付第3四半期売上高発表にて既にご報告済みですが、当地域における必要スキルを持つ人材を安定して確保することの困難がその主な内容です。本件解決のめどは年内を予定していますが、当初の予測を超える(主に下請けおよび非品質コストである)追加コストおよび影響が第4四半期にも及ぶであろうことを見越しています。

さらに、OEM判断による度重なる操業停止・再開は、11月時点で徐々に改善してはいるものの、特にジャストインタイム納入に関してのコスト融通能力を低下させています。

フォルシアは今回、(前回発行のガイダンスでは売上高の6.0%~6.2%としていたのに対し)売上高の約5.5%の営業利益を予測しています。


ネットキャッシュフロー

上記の要因による営業利益率ひいてはEBITDAへの影響、および年度末時点での運転資本への影響により、ネットキャッシュフローの調整が発生します。

運転資本は、OEMの度重なる操業停止・再開の決定により計画していたほど在庫管理が効率的に進まない点および、過去3ヵ月の販売台数の減少に連動して年度末までの顧客からのキャッシュ回収も減少する点による影響を受けます。

フォルシアは(前回発行のガイダンスでは約5億ユーロとしていたのに対し)ネットキャッシュフローは3億ユーロ超、(前回発行のガイダンスでは1.5倍以下としていたのに対し)年度末のEBITDAに対する純負債の比率は約1.6倍を予測しています。

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